バンクーバーの語学学校「VGC」レビュー
こんにちは、Kapiparaです。
12月中旬になりバンクーバーはクリスマスカラーに染まっています。
スーパーやレストランの店内はクリスマスのBGMがかかり、住宅街もクリスマスのイルミネーションで夜は輝いています。
今回の記事では10月の終盤から通っているバンクーバーのESL(語学学校 )「VGC」についてのレビューをしていきたいと思います。
まずはじめに、私がこの語学学校を選んだ理由として、最初に留学エージェントさんが3つの候補を提示して下さり、その中から選んだのですが、VGCはほかの二校と違いとして「総合的に英語を学べる」学校として有名なそうです。
ほかの二校はそれぞれ、スピーキング重視やアクティブ多めで楽しい雰囲気などの特色があるそうで、最初はスピーキング重視の学校もいいなと思っていたのですが、あまりに特化していると毎日受ける授業なので疲れるかなと思い、バランスよく学べそうだと感じたVGCにしました。
VGCはVancouver Georgia Collegeの略だそうで、英語をバランスよく学べる語学学校です。
入学日は毎週の月曜日で、その時にクラス分けの参考にテストを受けます。
ちなみに私はレベル5に振り分けられました。
レベルは1から8まであり、レベルが上がるほど英語力は高くなっていきます。
しかし、聞いた話によるとレベル1を受けている生徒はほとんどいないらしく レベル3から6.7に集中しているようでした。
授業内容について
VGCは先ほど書いたように何か1つの技能に特化するようなESLではなく総合的に英語力を伸ばすような学校であるため、授業内容もかなりバランスがいいと感じました。
では、Listening、Speaking、Reading、Writing(リスニング、スピーキング、リーディング、ライティング)の四技能に分けてどのように学んでいくのか、私の主観で書いていきたいと思います。また、気になる人もいると思うのでVGCの国籍の割合、日本人比率についても書いていきます。
①Listening
基本的に、ESL(語学学校)の授業は直接法で、英語で英語を学びます。
私の先生はフィリピン系のカナディアンだったのですが、どの先生も同様に英語以外の言葉は使わず英語で英語の授業を行います。
そもそも、ESLではEnglish Only Policy(英語以外を学校内で話すことを禁止)をルールとしている場所がかなり多いです。
そのため、学校にいる間はほぼ英語しか聞かないし、話せないため、リスニングは他の技能に比べても一番伸びるのではないかといっても過言ではないくらい伸びると思います。
授業内でも世界中から来た留学生の英語を聞く機会が常にあり、多種多様な外国人の英語を聞き取る能力も伸びると感じました。
また、バンクーバーは特にアジア系の移民が多く、多種多様な人種の方々が英語を使って生活している場所です。
そのため、VGCでも授業の中のリスニングの練習のための音源も、英語が母語であるネイティブの会話だけではなく、訛りのあるアジア人同士の会話、ヨーロッパ人の会話など、多種多様な英語を聞くことがができます。
②Speaking
スピーキングにしても同様で、英語ネイティブである先生の他にも多くの世界中の留学生と話すことになるので、聞き取ってもらえるように発音にも気を使うようになり、スピーキングはかなり伸びると感じます。
テストにもスピーキングのテストがあり、新しく習ったボキャブラリーや文法を使って会話するようにされているため、インプットだけではなく、アウトプットの機会も豊富にあると思います。
③Reading
正直、VGCはバランス良く4技能を学べると書きましたが、リスニングとスピーキングに重点が置かれているようにも感じます。
しかしながら、ライティングに関しても教科書のパラグラフを読んで問題を解いたり、テストでもかなりアカデミックな記事が読解問題として出題されていたりします。
また、午前の授業では4技能をバランスよく学ぶのに対して、午後の授業では苦手な技能にフォーカスして学ぶことができます。
つまり、午後の授業でリーディングの授業を取れば、リーディングだけに集中して学ぶことができます。
私が取っていた、Reading , Vocabulary&builtの授業ではピカソの記事や世界遺産についての記事など、かなり広い範囲のパラグラフを読むことができ、知らないボキャブラリーも英英辞典で調べるよう指示されるため、かなり語彙力もつくと思います。
④Writing
ライティングに関しては、午前の授業でもよくライティングの宿題が出ます。
例えば、Eメールを200字から250字で書く宿題などです。
これらの宿題は提出したあと、添削されて返却され、わからない問題は先生に聞くことができるため、真剣に取り組めばかなり伸びると思います。
他にも、午後の授業でAcademic Writingという授業を取れば、ライティングが苦手な人は集中して学ぶことができます。
国籍割合(日本人の比率 )
これから留学する人などは気になる人も多いと感じる日本人の比率についてですが、
結論から言うとVGCは日本人の比率が多いと感じます。
しかしながら、これは私の主観なのであくまでも個人的な感想です。
VGCは語学学校であり、毎週入学式と卒業式があります。そのため常に割合というのは変動するのが事実としてあります。
私のクラスを例にとると、
今現在の日本人率は18人中4人(私を含め)なので、大体20%です。
しかし、割合は毎週変わるわけで、クラスによっては、10%未満の時もあれば、40%以上が日本人という日もあります。
特に、個人的な感想として、午後のプラスクラスではスピーキングを選択する人が多いため、日本人率がかなり高いなと思いました。
それでは、今現在私のクラスの学生の国籍をもとにして全体の大体の国籍の割合を出していくと、、(合計18人)
日本人 4人 …(22%)
メキシコ人 4人 …(22%)
韓国人 3人 …(16%)
パナマ 2人 …(11%)
コロンビア人 2人 …(11%)
ペルー人 1人 …(0.5%)
ブラジル人 1人 …(0.5%)
台湾人 1人 …(0.5%)
以上が、私のクラスの現在の国籍比率になります。
このように見ていくと、VGCにはメキシコやパナマ、ペルーなど、南米からの留学生が多いことが分かります。
彼らの母語はスペイン語であるため、休憩時間などにスペイン語でコソコソ話をしていたり、ラテン音楽を聴いている様子をよく見かけます。
話がそれましたが、基本的にVGCの日本人率は決して低くないため、日本人率が低い学校がいいと感じている人はほかの候補も見てみるべきだと思います。
しかしながら、そもそもバンクーバーは日本人が多く、日本食屋さんや日系スーパーなどが多く日本人が暮らしやすい街であることも事実で、VGCもEnglish Only Policyなどがあり、日本人同士でも英語で話すことが当たり前である点や、日本以外の多種多様な国籍の留学生と交流をもてる点など多くのメリットがあるため、これから留学を考えている人にもお勧めできる学校だと感じました。
まとめ
以上がListening、Speaking、Reading、Writing(リスニング、スピーキング、リーディング、ライティング)の四技能に分けて考えた、VGCでの学びのメリットです。
ちなみに、全てが英語での授業になるため、文法も英語での説明となるのですが、わかりやすく文法の特徴や例文などで教えてくれるため、文法が苦手な方でも英語だけで理解できるように工夫されていると感じました。
↑仮定法過去の説明
例文や特徴などをわかりやすく教えてくれるため、英語だけでも文法の理解がしやすい
VGCに通い2カ月になりそうなので、かなり授業には慣れてきました。
あと一カ月間VGCに通う予定なので、これからも気づいたことやレビューなどをしていけたらいいなと思っています。
これからも、バンクーバー留学についてや英語学習などの記事を更新していくので、どうぞKapiparakun`s Blogをよろしくお願いします。
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